SH療法のバイブル。SH療法の正しいことを伝えます。

はじめに

日本には様々な歯科矯正(以下「矯正」と称する)があります。

ワイヤー(ブラケット)矯正、マウスピース(アライナー、インビザライン)矯正、床矯正、機能矯正そして当院が取り組んでいる「SH療法」です。どの方法にもメリットとデメリットがありますので、治療法について歯科医師とよく相談し、ご自身の歯並びやライフスタイルに合った治療法を選びましょう。そうすることで期待通りの結果を得ることができますし、治療に満足することができます。

さてところで、このような歯並びが悪くなる原因をご存知ですか?

基本的に歯は現代人のように内側に向かって生えてきます。そして生えた後にしっかり噛むことによって縄文人のように立ち上がってきます。

ところがこのように歯並びが悪くなってしまうのは、遺伝的要素だけでなく、吸う力があまり必要ではない哺乳や柔らかくてあまり噛まないで済むような食生活を続けていたり、アレルギーなどによる鼻炎で口呼吸をせざるをえなかったことで、歯が立ち上がらなくていいんだと判断した結果なのです。

しかし、いったん狭窄歯列弓になってしまうと、食事や習慣を変えてもここからよい歯列と咬み合わせになっていくことはありません。

そこで歯が立ち上がるのを促すのがSH療法です。

SH療法はじめませんか

  • SHTAのSH療法の目的は「個人に適した正常な咬合をつくるつまり そのひとの本来であれば なるはずだった正常な歯列と咬合にできるかぎり近づけようとする治療」です。
  • そして私が手がけるSH療法が目指すものは「生涯にわたって口のケアが簡単で歯の状態や疾患にわずらわされることなく美味しく食事ができたり笑顔でコミュニケーションができるような快適な人生を過ごせること」です。
  • 矯正で歯列不正が改善するのは形態だけです。それだけでは不十分で、呼吸咀嚼と嚥下発声姿勢など本来のが十分に発揮できるようになることがとても大切です。私たちは併せてサポートしていきます。

1.矯正相談は無料です

  • 歯並びや見た目、かみ合わせなどお悩みをお気軽にご相談ください。
  • レントゲン撮影が必要な場合には保険診療で行いますので、健康保険証をお持ちください。

2.歯科矯正はSH療法です

  • 自分で取り外しができるSH装置(矯正装置)を使います。
  • SH療法の開始時期は7~8歳くらいからできます。あまり早い時期から始めるのは患者さんの負担になりますのでお勧めできません。 
  • SH療法は動的治療(歯を移動する治療)から保定治療(歯並びを固定する治療)までこの取り外し式装置で行います。基本的にはこれ以外の装置を使うことはほとんどありません。
  • 寝ている時間を含めてSH装置を8時間~10時間入れることで矯正が可能です。自宅だけでできるので矯正をしていることを他の人に知られることがありません。また、食事のおやつの時間を避けることができるのでむし歯になるリスクがありません。ただし、8時間を下まわるととたんに動かなくなります。ご注意ください。

3.SH療法は抜歯をしません

  • 当院は予防歯科を基本に診療を行っていることから、無駄な歯、不要な歯は1本もないと考えます。
  • SH療法は歯列を開いて治すスペースをつくる矯正方法ですので抜歯してスペースをつくる必要がありません。

4.当院はSH療法は院長が担当します

  • 院長は開院中常時院内におりますので、不具合があったときには随時対応できます。
  • 歯のSH装置(矯正装置)の調整や修理は、歯科医師の資格を持つ人だけが行うことができます。歯科衛生士や歯科助手はこれらの作業を行うことは法律で禁止されています。

5.SH療法の費用

SH療法 料金
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矯正 SH療法 注意 お願い

6.SH療法の症例